ようこそ今治へ。ようこそ子育ての輪へ(転入者さん、いらっしゃい!)

6月15日、今治市総合福祉センター 愛らんど今治4階ホールで、「転入者さん、いらっしゃい!」が開催されました。
参加したのは17名。関東や関西、県内各地から転勤や結婚をきっかけに今治へ移り住んだ方たちです。
初対面同士の集まりですが、会場にはどこか安心した空気が流れていました。
それは参加者の多くが、「知り合いのいない土地で子育てをする」という共通の経験を持っていたからかもしれません。
このレポートの執筆者は?
愛媛→東京→愛媛→東京→愛媛と行ったり来たりの移住経験があるパパライターが担当しました。
移住先として人気の今治市だからこそ
近年、今治市には首都圏をはじめ県外・市外から多くの人が移り住んでいます。一方で、新しい土地での生活には不安もつきものです。
特に子育て世代の場合、こどもを通じたつながりはあっても、自分自身の悩みや日常を気軽に話せる相手を見つけるのは簡単ではありません。
そんな移住者同士をつなぐ場として始まったのが、この交流会です。企画した山田支援員は今治市出身ですが、大阪市で初めての出産・子育てを経験し、「こんな場があったらいいな」そんな思いから、この取り組みは毎年5~6月に開催されています。
まずは自己紹介。「引っ越してきたばかりです」「顔なじみがほしい」「以前参加して良かったので、また来ました」参加理由はさまざまですが、その言葉の端々から“誰かとつながりたい”という思いが伝わってきました。




「困ったこと」も「良かったこと」も共有
交流会では3チームに分かれてディスカッションを実施。「今治市に来て困ったこと、良かったこと」などをテーマに話し合いました。
「方言が分からなかった」「虫やカエルの声が想像以上だった」そんな移住者ならではの戸惑いがある一方、「人があたたかい」「魚がおいしい」「こどもの遊び場が多い」といった今治市の魅力も次々に挙がりました。
さらに、「今治市にこんなものがあったらいいな」というテーマでは、「ベビーカーで入りやすい試着室」「こども連れで利用しやすい飲食店や施設」など、子育て世代ならではのリアルな声も寄せられました。
興味深かったのは、参加者同士が互いの話に大きくうなずいていたこと。自分だけではない。同じように感じている人がいる。それを知るだけでも、新しい土地での暮らしは少し心強くなります。




こどもたちの小さな冒険、ママたちのリフレッシュ
このイベントでは託児サービスも実施されました。
託児を利用したのは15人の乳幼児。
お母さんと離れた瞬間は涙を見せる子もいましたが、普段は、子育て支援施設で働く、経験豊富なスタッフのサポートで少しずつ笑顔に。
おもちゃで遊んだり、お友達と過ごしたり。
そして、1時間ほどの“冒険”を終えたこどもたちは、お母さんとの再会ににっこり。
会場にはほっとした笑顔が広がっていました。




「大人と話せてよかった」その一言に込められた想い
取材の最後、参加者から印象的な言葉が聞かれました。
「支援センターではこどもの話はできても、自分の話はなかなかできないんです」
「大人と話せて楽しかった」
一見すると何気ない感想ですが、この交流会の価値が詰まった言葉のように感じました。
こどもの話だけでなく、自分のこと、家族のこと、暮らしのことを話せる時間は、日々の子育ての中では意外と少ないものです。
移住先での暮らしは、住まいや仕事が決まれば終わりではありません。地域に知り合いができること。困った時に相談できる人がいること。子育ての悩みを共有できること。そうした“つながり”があってこそ、新しいまちは「住む場所」から「暮らす場所」へと変わっていきます。
「転入者さん、いらっしゃい!」は毎年5~6月頃に開催されています。来年もまた、この場所から新しいつながりが生まれそうです。




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お問い合わせ
- 今治市ネウボラ推進課
電話番号:0898-22-6026
住所:愛媛県今治市南宝来町1丁目9番地8(今治市総合福祉センター2階)
利用時間:9時~12時、13時30分~16時
閉所日:年末年始
駐車場:あり
料金:無料