今治市はこどもが真ん中-今治版ネウボラで切れ目のない子育て支援を-

妊娠がわかった日、うれしいけど、少し不安で。
出産、寝不足の日々、イヤイヤ期、小学校入学……。
子育ては、節目ごとに悩みの形が変わっていきます。
今治市が掲げるのは「こどもが真ん中」という考え方。そして、その言葉を絵に描いただけで終わらせないために生まれたのが、今治版ネウボラです。
この特集の執筆者は?
いまこそimabari事務局が担当しました。
ネウボラは「相談できる場所」がずっと続く仕組み
ネウボラとは、フィンランド語で「相談の場」という意味。
今治版ネウボラでは、妊娠期から18歳まで、こどもの成長に合わせて、必要な支援が自然につながっていきます。
「こんなこと聞いていいのかな?」「誰に相談したらいいかわからない」
そんなときに、いつでも話せる“窓口がある”安心感。それが、今治市の子育ての土台になっています。

全国から評価された、今治市の子育て支援
今治市は、「日本子育て支援大賞2024(自治体部門)」を愛媛県内で初めて受賞しました。
評価されたのは、子どもだけでなく、ママやパパの暮らしにもきちんと目を向けた支援です。
たとえば、3歳児健診のタイミングで行われる「パパママすまいる健診」。子どもの成長を確認しながら、保護者自身の健康もチェックできる仕組みは、「自分のことは後回しになりがち」な子育て期にとても心強い存在です。
また、島しょ部での通院や通学にかかる交通費の助成、小学6年生の自転車やヘルメット購入への支援など、今治市の地域性をふまえた細やかな配慮も高く評価されました。

「住みたい田舎」4年連続1位
今治市は、「住みたい田舎ランキング」で子育て世代部門・4年連続1位。
自然の豊かさに加え、子育てのしやすさが日常の中で実感できることが、大きな理由です。
市内300店舗以上が参加する「子育てファミリー応援ショップ事業」では、買い物や外食のちょっとした場面でも、子育て世帯をあたたかく迎えてくれます。街全体でこどもを育てている。そんな空気感が、今治市にはあります。

家計の不安にも、気持ちの不安にも寄り添って
出産や子育てには、どうしてもお金の心配がつきもの。
今治市では、ライフステージに合わせて利用できる経済的支援が整っています。
奨学金を返還中の夫婦を支える制度や、複数のお子さんいる家庭へのリフォーム・引越し費用の支援、そして1人当たり18万円(35歳以下の夫婦は20万円)のデジタルクーポンを交付する「子どもが真ん中応援券」など、出産や育児に必要な支出を、現実的に支えてくれます。
一方で、「話を聞いてほしい」気持ちに応える支援も充実しています。
コーディネーターや専門家への相談窓口や、各種イベントを通じたパパママ同士のつながりの創出など悩みが深くなる前に寄り添う仕組みが用意されています。


親子で楽しめる時間も、子育ての大切な一部
毎年10月に開催される「こどもが真ん中フェスタ」では、親子と地域が自然につながる時間が生まれます。年間を通して行われる「家族のきずな育成事業」では、パパも気軽に参加できるイベントが多数開かれています。
また、月2回開催されるせとうちみなとマルシェは、最大100店舗が出店する今治市の新しい週末の“居場所”。潮風を感じながら、食べて、聴いて、立ち止まって。親子で満たされる時間が、ここには流れています。
